LAND-FXでの出金方法は2021年5月現在、2種類となっています。それぞれの手数料と反映時間について詳しく説明します。
また海外FXは出金に関する規約があり注意すべき点も多いものです。そこでLAND-FXでの出金に関わる注意点もまとめました。
LAND-FXの出金方法・手数料・反映時間
LAND-FXの出金方法は現在2種類用意しています。
LAND-FXの出金方法一覧
入金方法 | 最低金額 | 出金手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 1円 | 45ドル※ | 1~2営業日 |
STICPAY | 1円 | 0.3ドル+2.5%※ | 即時 |
※出金手数料以外に出金時に発生する銀行などのシステム手数料はまた別途自己負担になります。
1円から出金可能なLAND-FXですが、出金手数料が高額なためめ細かな出金はおすすめしません。
1,800ドル以上の出金は銀行送金がおすすめ
システム手数料の負担を考えた場合、1,800ドル以上の出金をする場合は銀行送金、1,800ドル未満の出金にはSTICPAYがおすすめです。
その理由は1,800ドル以上の出金の場合、銀行送金にかかる出金手数料よりもSTICPAYの出金手数料のほうが高くなるからです。出金方法に悩んだ場合はこの1,800ドルを基準にするのが1番簡単な判断材料ではないでしょうか。
ここからは、それぞれの出金方法の詳細を解説していきます。
銀行送金は1~2営業日以内に反映
- 反映時間は1~2営業日
- LAND-FXに対する手数料が45ドル
- 銀行に対する手数料が別途発生
- 1円から出金可能
- 送金される間にも手数料がかかる
LAND-FXの国内銀行送金は、反映時間は1~2営業日ですが、銀行に対して手数料が45ドルかかります。さらにLAND-FXから出金されたあとにも銀行へ手数料が発生するので注意しましょう。
また銀行は全てに対応しているわけではありません。国内銀行の場合、SWIFTコードがある銀行でなければ対応していないためご注意ください。
- 楽天銀行:RAKTJPJT
- みずほ銀行:MHCBJPJT
- 三菱UFJ銀行:BOTKJPJT
- 住信SBIネット銀行:NTSSJPJT
- 三井住友銀行:SMBCJPJT
- ソニー銀行:SNYBJPJT
- りそな銀行:DIWAJPJT
- 北海道銀行:HKDBJPJT
- 北洋銀行:NORPJPJP
- 横浜銀行:HAMAJPJT
- 埼玉りそな銀行:SAIBJPJT
- 西日本シティ銀行:NISIJPJT
- 福岡銀行:FKBKJPJT
- 沖縄銀行:BOKIJPJZ
みずほ銀行(インターネット支店のみ)、ジャパンネット銀行、じぶん銀行、セブン銀行、新生銀行などはSWIFTコードがないため、送金に対応していません。またゆうちょ銀行はSWIFTコードがありますが、LAND-FXの判断により受け取り先の銀行として指定できません。
銀行送金は出金額に関わらず約45ドルの手数料が掛かる
LAND-FXでは銀行送金での出金の場合、アカウント口座の通貨に関わらず米ドルで送金されます。そのため送金手数料のほかに次の手数料が発生します。
- 中継銀行手数料
- 着金手数料
- 為替手数料
中継銀行手数料はリフティングチャージとも呼ばれ、送金金額の0.05%(最低2,500円)かかります。着金手数料は銀行によって無料の場合もありますが、だいたい1,500円から2,500円ほどとなっています。
銀行 | 海外銀行 手数料 |
中継銀行 手数料 |
詳細 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 個人:¥2,450 法人:¥2,000 |
¥1,000 | 楽天銀行| 海外送金・外貨送金の受取 |
みずほ銀行 | 個人:¥2,500 法人:¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥2,500 | みずほ銀行| 外国送金を利用したい |
三菱UFJ銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥3,000 | 三菱UFJ銀行| 外為手数料 |
住信SBIネット銀行 | ¥2,500+ リフティングチャージ (記載なし) |
¥2,500 | 住信SBIネット銀行| 外貨送金受取サービス |
三井住友銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥2,500 | 三井住友銀行|よくある質問 |
ソニー銀行 | 無料 | ¥3,000 | MONEYKit| ソニー銀行への外貨送金 |
りそな銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥2,500 | りそな銀行| 手数料情報 |
北海道銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥3,000 | 北海道銀行| 外国為替関係手数料一覧 |
北洋銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥3,000 | 北洋銀行| 外国送金手数料 |
横浜銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥3,000 | 横浜銀行 |外国為替にかかわる主な手数料 |
埼玉りそな銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
発生するが 詳細不明 |
埼玉りそな銀行| 手数料情報 |
西日本シティ銀行 | 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥2,500 | 西日本シティ銀行| 振込や送金について |
福岡銀行 | ¥1,500+ 送金額の0.05% (最低¥2,500) |
¥2,500 | 福岡銀行 |被仕向送金 |
沖縄銀行 | ¥3,000 | ¥1,500 | 沖縄銀行| 被仕向送金のご案内 |
銀行送金の出金手順
①出金方法はLAND-FXのマイページにログイン後、画面上部の出金をクリック
②出金ページにきたら、Bank Wire Transfer欄の右側にある申請をクリック
③出金情報入力フォームに移行し口座のアカウント名義とアカウント番号を指定し、以下の項目を入力
- 出金額
- 通貨種別
- 名前
- 銀行名
- 銀行所在国
- 口座名義(口座名義はカタカナ、その他は半角英数字)
- 口座番号
- 支店名・支店番号
④入力完了後、申請をクリックすれば完了
出金先の銀行情報の入力に注意
LAND-FXで銀行送金による出金をする際に、出金先の銀行情報を入力しておく必要があります。入力情報に間違いがあるとLAND-FX口座にお金が戻りますが、手数料45ドルが引かれるので注意しましょう。
入力はすべて半角の英数字になります。そのため英語の銀行情報は必ずそれぞれの金融機関の公式サイトで確認しておきましょう。特にSWIFT(スウィフト)コードは間違えないように注意が必要です。
STICPAYは即時に反映
- 反映時間は即時
- LAND-FXに対する手数料は0.3ドル+2.5%
- STICPAYからのは出金にも手数料がかかる
STICPAYでの出金は手続きが完了すると即時STICPAY口座へ反映されます。手数料は0.3ドルのほかに、出金額の2.5%がかかります。
さらにSTICPAYから自分の口座へ出金する際には、STICPAYの手数料がかかるので注意しましょう。またSTICPAYの口座名義人はLAND-FXの口座名義人と同一でなければなりません。
STICPAYの出金手順
①出金方法はLAND-FXのマイページにログイン後、画面上部の出金をクリック
②出金ページにきたら、STICPAY欄の右側にある申請をクリック
③出金情報入力フォームに移行し口座のアカウント名義とアカウント番号を指定し、以下の項目を入力
- STICPAYアカウント(アカウントメールアドレス)
- 通貨
- 出金額
④入力完了後、申請をクリックすれば完了
STICPAY口座からの出金にも手数料がかかる
LAND-FXでSTICPAYでの出金をする際に注意すべきことがあります。それは、STICPAY口座から自分の銀行口座へ出金する際にも、手数料が発生するということです。次のように出金手段によって手数料は異なります。
- 国内銀行送金 800円+2%
- 海外銀行送金 5%
- ビットコイン 25ドル+1.5%
- ライトコイン 1%
このようにLAMD-FXに対して2.5%の手数料+STICPAYに対しての手数料も発生するため、やはり気軽な出金はしづらいのが現状です。
LAND-FXでの出金における注意点
LAND-FXでの出金における注意点がいくつかあるのでご紹介します。手数料に関することやボーナスクレジットに関することなどがあるのでチェックしておきましょう。
取引状況によっては出金時に入金手数料が発生する
LAND-FXは最低入金額以上の入金時には手数料がかかりませんが、取引状況によっては出金時に入金手数料が発生します。LAND-FXでは、10,000ドル以上(銀行送金は50,000ドル以上)の入金手数料は無料ですが、必要とされる取引量の条件を満たしていないと出金時に6%の手数料が徴収されます。
必要な取引ロット数は以下の表のとおり、入金額に応じて定められています。
入金額 | 必要取引ロット数 |
---|---|
100ドル | 2ロット |
200ドル | 4ロット |
500ドル | 10ロット |
1,000ドル | 20ロット |
5,000ドル | 100ロット |
10,000ドル | 200ロット |
例えば、200ドル入金した場合は、出金時までに合計4ロット(400,000通貨)以上取引しないと、出金時に6%の手数料が徴収されます。
入金額以下の出金は原則入金方法と同じ
海外FX業者ではマネーロンダリング対策として、出金に関しては厳しいチェックが行われます。LAND-FXももちろん例外ではありません。
そのひとつとして、入金額以下の出金は入金ルートと同じにすることとあります。つまり入金額以下は出金手段を自由に選べないということです。とはいってもLAND-FXの場合、クレジットカードとビットコインでの出金はできません。この場合には銀行送金かSTICPAYのどちらかを選択できます。銀行送金とSTICPAYで入金した場合には、入金額を超える分に関してはどちらの出金方法でも選べるようになります。
クレジットカードでの出金は不可
以前はLAND-FXでクレジットカードでの出金も可能でした(ただし入金額まで)。しかし2021年5月現在、カード会社のアップデートにより出金できなくなっています。
ただし、出金できないのは「しばらくの間」としているので、いずれはクレジットカードでの出金も再開される可能性があります。また以前は可能だったLAND-FXプリペイドカードでの出金も、現在はできなくなっています。
出金するとボーナスクレジットは全額消滅する
多くの海外FXで注意すべきことですが、LAND-FXでも出金をすると口座に残っているボーナスクレジット(リカバリーボーナス)は全額無くなります。これは口座の残高の一部でも出金すると適用されるので注意しましょう。
ポジションを保有中の出金はロスカットに注意
LAND-FXではポジションを保有したままでも出金できますが、証拠金維持率に注意しましょう。LAND-FXではマージンコールを50%、ロスカット水準を30%と設定しています。証拠金維持率が30%を下回ると、強制的にポジションは決済されてしまいます。証拠金維持率の計算方法は以下のとおりです。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100(%)
有効証拠金=残高+ボーナスクレジット±損益
海外FX業者は出金に関する規約が厳しく定められています。LAND-FXも取引内容によっては出金ができなくなる行為を定めているので注意しましょう。
出金拒否される取引に注意
以下の取引行為は出金できなくなる可能性が高いので注意してください。
- 裁定取引(アービトラージ)
- LAND-FXの複数口座での両建て
- 複数FX業者間での両建て
- 特定グループ内での両建て
- 特定サービスやシステムの欠陥を利用した取引
- サーバーに負荷をかける取引
- 休み明けの窓開けを狙ったトレード
- ボーナスを悪用した取引
ただしLAND-FXでは、同一口座内での両建ては認められています。
LAND-FXはスキャルピングと自動売買は可能
短時間で売買をするスキャルピングを禁止するFX業者は少なくありません。これはサーバーに負荷をかけるといった理由があるからです。
しかしLAND-FXでは2021年5月現在、スキャルピングを禁止していません。以前の規約には、経済指標の発表時やシステムを使ったスキャルピングを禁止していました。現在は裁量トレードによるスキャルピングは禁止していません。ただしサーバーに負荷をかけるシステムを使ってのスキャルピングは禁止される可能性があります。
LAND-FXの出金方法まとめ
LAND-FXの出金方法は2種類と少なく、手数料も決して安くはありません。しかしスキャルピングは条件によって可能ですし、スプレッドが海外FXの中では非常に狭くなっています(USD/JPYで平均0.8pips)。これからFXトレードを始めてみようという方は、LAND-FXを利用してみてはいかがでしょうか。