取引をする上で重要視されるスプレッド。
スプレッドの広さは業者ごとはもちろん、口座によっても大きく異なるため、どの口座がいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、海外FX業者のSTP口座とECN口座別スプレッドの比較から、初心者向け・経験者向けに分けておすすめ口座をランキング形式でご紹介します。
通常であれば数時間に及ぶ業者・口座ごとのスプレッドの比較が、この記事を読むだけで解決するので口座を迷われている方は必読です。
- 海外FX業者のメイン通貨スプレッド
- 海外FX業者のスプレッドランキング
海外FX業者のスプレッド20社比較
スプレッドは口座タイプはもちろんメイン通貨ペアかマイナー通貨ペアかで大きく異なります。
今回は公式サイトをもとに口座ごとのペア通貨平均値を算出しています。
タップするとスプレッドの狭い順、広い順を見ることができますので是非ご参考ください。
口座ごとのスプレッド比較一覧
取引手数料がある口座にはすべて、スプレッド＋往復手数料の金額を記載しています。
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STP口座のスプレッド比較一覧
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ECN口座のスプレッド比較一覧
取引手数料がある口座にはすべて、スプレッド＋往復手数料の金額を記載しています。
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海外FX業者のスプレッドランキング
先程の比較から、スプレッドを加味して初心者にはどこの海外FX業者がおすすめなのか、ランキング形式でご紹介していきます。
| ランキング | 海外FX業者 | 特徴 | STPスプレッド | ECNスプレッド | 約定力 | スキャルピング | おすすめ口座 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  |
安定した低スプレッドと高い約定率！ | ◎ 1.2pips |
◎ 0.2pips(0.8pips) |
◎ 99.98% |
◎ 制限一切なし |
ナノスプレッド口座 テラ口座 |
公式サイト> |
| 2 |  |
STP口座の中でスプレッドの狭さはダントツ | ◎ 0.9pips |
ー | ◎ 問題なし |
✕ スキャルピング不可 ストップレベルあり |
スタンダード口座 | 公式サイト> |
| 3 |  |
すべての口座が低スプレッドで 手数料なし |
◎ 1.2pips |
◎ 0.3pips |
○ オールインワン口座が未知数 |
△ 5分以内に10ロット以内は可 ストップレベルあり |
オールインワン口座 | 公式サイト> |
| 4 |  |
スキャルピングに最適だが 最低入金額が10万円 |
○ 1.8pips |
◎ 0.1pips(0.6pips) |
◎ 問題なし |
◎ 制限一切なし |
ILC口座 | 公式サイト> |
| 5 |  |
ECN口座が初回入金2万円 からで始めやすい |
◎ 1.33pips |
○ 0.3pips(1.0pips) |
◎ 問題なし |
◎ 制限一切なし |
ZEROブレード口座 | 公式サイト> |
| 6 |  |
ECN口座は種類が豊富で 手数料にバラつきあり |
◎ 1.1pips |
◎ 0.0pips(0.7pips) |
◎ 問題なし |
○ ストップレベルあり |
ロースプレッド口座 | 公式サイト> |
| 7 |  |
約定力・スプレッドのバランス◎ | ◎ 1.7pips |
◎ 0.2pips(0.8pips) |
◎ 問題なし |
○ ストップレベルあり |
プレミアム口座 | 公式サイト> |
| 8 |  |
スタンダド口座はXMPで スプレッドが狭くななる |
◎ 1.6pips |
○ 0.1pips(1.1pips) |
◎ 問題なし |
○ ストップレベルあり |
スタンダード口座 | 公式サイト> |
| 9 |  |
取引プラットフォームによって スプレッドが異なる |
◎ 1.0pips/1.5pips |
ー | ◎ DD方式との噂あり |
△ ストップレベルあり |
アプリ版口座 ウェブ版口座 |
公式サイト> |
| 10 |  |
ECN口座ならスプレッド・ 約定力とも高い |
✕ 2.0pips |
◎ 0.3pips(0.9pips) |
△ 約低拒否の口コミあり |
○ ストップレベルあり |
ECN口座 | 公式サイト> |
当サイトのランキングは、スプレッドの狭さだけでなく約定力も考慮してのランキングとなりますのでそれを踏まえた上でご参照下さい。
第1位 AXIORY（アキシオリー）
第1位 AXIORY（アキシオリー）
| 口座 | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 テラ口座 おすすめ |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.5pips | 0.4pips |
| 取引手数料 | なし | 往復6ドル |
| ストップレベル | 0.0pips | |
| 最低入金額 | 5000円 | |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 400倍 | |
| ボーナス | 入金ボーナス(不定期) | |
ボーナスがない代わりに安定したスプレッドで還元
AXIORYではボーナスキャンペーンよりスプレッドや約定力に重きを置いているためスプレッドはどちらの口座を利用しても不満は感じないでしょう。
また取引プラットフォームにMT4やMT5、cTraderも採用していることからまさにスキャルピング向きの口座といえます。
ナノスプレッド口座・テラ口座を開設するべし
スタンダード口座も十分な取引環境ですが、おすすめの口座はダントツでナノスプレッド口座とテラ口座です。
その理由は、ボーナスキャンペーンにあります。通常ナノスプレッド口座やテラ口座といったECN口座はボーナスキャンペーンが適用外になりますが、AXIORYでは個別株・ETFを取引専用のアルファ口座以外はすべてボーナスが適用されるのです。
同じ入金額でより条件の良い口座となるとナノスプレッド口座とテラ口座がおすすめです。
第2位 iFOREX（アイフォレックス）
第2位 iFOREX（アイフォレックス）
| 口座 | スタンダード口座 おすすめ |
|
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | |
| ドル円 | 0.9pips | |
| 取引手数料 | なし | |
| ストップレベル | 3.0pips | |
| 最低入金額 | 1万円 | |
| 約定力 | ○ | |
| 最大レバレッジ | 400倍 | |
| ボーナス | 口座開設ボーナス(不定期) 初回入金ボーナス 金利3％ボーナス |
|
STP口座のスプレッドの中で狭さはダントツ
口座開設ボーナスや入金ボーナスも比較的手厚く始めやすいのが特徴です。
最大レバレッジは400倍とやや低くはなりますが、開設する価値は十分にあります。最低入金額は1万円とSTP口座の中ではやや高いですが、スプレッドの狭さの優先順位が高い方はおすすめの口座と言えます。
約定力は普通だがスキャルピングは規約違反
STP口座のため、約定力はECN口座には劣るのが正直なところではありますが、約定が滑る等の口コミは目立たないので問題ないと言えるでしょう。
ただ、スキャルピングが規約違反とされており、せっかくスプレッドが狭くてもスキャルピングを出来ない点で2位という結果になりました。
第3位 GEMFOREX（ゲムフォレックス）
第3位 GEMFOREX（ゲムフォレックス）
| 口座 | オールインワン口座 おすすめ |
ノースプレッド口座 |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.2pips | 0.3pips |
| 取引手数料 | なし | |
| ストップレベル | 2.0pips | |
| 最低入金額 | 100円 | 30万円 |
| 約定力 | ○ | ◎ |
| 最大レバレッジ | 1000倍 | |
| ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス |
なし |
低スプレッド＆低コストでハイレバ取引OK
スプレッドはやや低い～標準ですが、口座開設ボーナス2万円＆入金ボーナス100％などなど手厚いボーナスに加え、最大レバレッジ1000倍の超ハイレバが特徴です。
金融ライセンスがあり信用性も高く日本でのサポートも万全です。また証拠金100円から気軽にスタート可能なのでFX初心者の方にも安心して始められます。
スキャルピングに制限あり
しかし、GEMFOREXでは全ての口座でスキャルピング制限を設けているので注意が必要です。
はっきりとした規定はありませんが、過去スキャルピングが原因で口座が凍結された例などもあるので、5分間に往復10ロットまでを目安に行なうようにしましょう。
第4位 Tradeview（トレードビュー）
| 口座 | X Leverage口座 | ILC口座 おすすめ |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.8pips | 0.1pips |
| 取引手数料 | なし | 往復5ドル |
| ストップレベル | 0.0pips | |
| 最低入金額 | 10万円 | |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
| ボーナス | なし | |
ILC口座のスプレッドが狭く往復手数料も安いがレバレッジ200倍
TradeviewのILC口座のスプレッドは往復手数料を含めても非常に狭いのが特徴です。ただ、レバレッジが200倍までなのと、最低入金額が10万円とFX初心者には厳しい条件となります。
約定力は問題なくストップレベルも設けていないので、スキャルピングに向いていますが、スワップポイントも高いため、長期トレードにも比較的向いています。
第5位 TitanFX（タイタンエフエックス）
| 口座 | ZEROスタンダード口座 | ZEROブレード口座 おすすめ |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.33pips | 0.3pips |
| 取引手数料 | なし | 往復7ドル |
| ストップレベル | 0.0pips | |
| 最低入金額 | 200ドル | |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 500倍 | |
| ボーナス | なし | |
ECN方式にこだわるならZEROブレード口座がおすすめ
TitanFXのZEROブレード口座は今回ご紹介しているFX業者の中ではスプレッドがまあまあといったところですが、約定力やスキャルピングなどの取引制限が内面を考慮すると納得の順位といえるでしょう。
ECN方式の中では200ドルからと始めやすい点や、レバレッジが500倍という点もおすすめポイントです。
第6位 exness（エクスネス）
| 口座 | スタンダード口座 | ロースプレッド口座 おすすめ |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.1pips | 0.0pips |
| 取引手数料 | なし | 最大7ドル |
| ストップレベル | 4.0pips | |
| 最低入金額 | 100円 | 10万円 |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 無制限 | |
| ボーナス | なし | |
取引手数料は銘柄により異なるが最大で7ドル
exnessにはECN口座だけで3種類ありますが、その中でも1番取引コストを抑えられるのがロースプレッド口座です。
1番スプレッドが狭いのはゼロスプレッド口座なのですが、取引手数料がロースプレッド口座よりも高いため、メジャー通貨は特にロースプレッド口座のほうが取引コストが抑えられる傾向にあります。
また、ロースプレッド口座のストップレベルが1.5pips～なのに対して、ゼロスプレッド口座は3.0pips～なので、スキャルピングメインの方は特にロースプレッド口座がおすすめと言えます。
第7位 HotForex（ホットフォレックス）
| 口座 | プレミアム口座 おすすめ |
ゼロスプレッド口座 |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.7pips | 0.2pips |
| 取引手数料 | なし | 往復6ドル |
| ストップレベル | 3.0pips | 2.0pips |
| 最低入金額 | 100ドル | 200ドル |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 500倍 | |
| ボーナス | 100％入金ボーナス キャッシュバックボーナス クレジットボーナス ロイヤルティプログラム |
ロイヤルティプログラム |
プレミアム口座のMT4が圧倒的におすすめ
HitForexのプレミアム口座は6種類ある口座の中で1番スタンダードな口座です。
- マイクロ＝一番人気で少額取引
- プレミアム＝スタンダードな口座
- ゼロスプレッド＝スプレッドが狭い
- オート＝自動売買が利用可能
- HFコピー＝独自のコピー取引
- パム＝コピー取引に似たパム取引
- イスラム＝イスラム教徒専用
スプレッドはSTP口座の中では平均的ですが、HotForexで唯一総額88000ドルのボーナスがすべて対象となっています。（対象はMT4のみ）
ボーナスにクッション機能はありませんが、桁違いのボーナスのため開設する価値は十分にあると言えます。
ストップレベルは3.0pips~
ただし、ストップレベルがあるので注意が必要です。プレミアム口座では3.0pips、ゼロスプレッド口座では2.0pipsあるので待機注文時は頭に入れておきましょう。
第8位 XMtrading（エックスエムトレーディング）
| 口座 | マイクロ口座 スタンダード口座 おすすめ |
ZERO口座 |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 1.6pips(0.9pips) | 1.1pips |
| 取引手数料 | なし | 往復10ドル |
| ストップレベル | 4.0pips | |
| 最低入金額 | 2,000円 | |
| 約定力 | ◎ | |
| 最大レバレッジ | 500倍 | |
| ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ロイヤルティプログラム |
口座開設ボーナス |
スタンダード口座・マイクロ口座ならXMPでスプレッドが-0.7pips狭くなる
XMのスタンダード口座とマイクロ口座で実施しているロイヤルティプログラムは取引するたびに約0.7pips分の換金可能なXMP（XMポイント）が貯まるので、実質スプレッドが狭くなります。
例えばドル円の場合平均スプレッドが1.6pipsですが、約0.7pipsのXMPが換算されるので実質スプレッドは約0.9pipsとなります。10分以内にクローズした取引は換算対象外となりますが、それ以外は全て対象となるので、自然とポイントが貯まります。
ZERO口座はスプレッドは狭いが手数料が割高
ZERO口座はスプレッドが非常に狭いですが、手数料が往復10ドルと他のFX業者と比較しても割高になります。
スプレッドは変動制なので、狭くなる時間帯を狙えば問題ありませんが、手数料は固定のため、対処の仕様がありません。そのため、XMPが対象のスタンダード口座がおすすめでしょう。
第9位 easyMarkets（イージーマーケッツ）
| 口座 | スタンダード口座 | プレミアム口座 おすすめ |
||
|---|---|---|---|---|
| プラットフォーム | ウェブ版 アプリ版 |
MT4 | ウェブ版 アプリ版 |
MT4 |
| 取引方式 | STP方式 | |||
| ドル円 | 2.4pips | 2.0pips | 1.5pips | 1.0pips |
| 取引手数料 | なし | |||
| ストップレベル | 2.4pips | 2.0pips | 2.4pips | 2.0pips |
| 最低入金額 | 1万円 | 100万円 | ||
| 約定力 | ◎ | |||
| 最大レバレッジ | 200倍 | 400倍 | 200倍 | 400倍 |
| ボーナス | 口座開設ボーナス・初回入金ボーナス | |||
アプリ版口座・ウェブ版口座はeasyMarketsの強みを活かせる
easymarketsは海外FX業者では珍しい固定スプレッドの口座ですが、そのなかでもMT4はeasyMarketsが用意している口座の中で1番狭い固定スプレッドを提供しています。
逆に、アプリ版口座とウェブ版口座ではeasyMerketsの売りである、easyTradeや、dealCancellation、フリーズトレードなど他業者では真似できないような機能が備わっています。
スプレッドを取るか、画期的な機能を取るかで判断するのが鍵ではないでしょうか。
第10位 FBS（エフビーエス）
| 口座 | スタンダード口座 | ECN口座 おすすめ |
|---|---|---|
| 取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
| ドル円 | 2.0pips | 0.3pips |
| 取引手数料 | なし | 往復6ドル |
| ストップレベル | 0.1pips | |
| 最低入金額 | 100ドル | 1,000ドル |
| 約定力 | △ | ◎ |
| 最大レバレッジ | 3000倍 | 500倍 |
| ボーナス | 入金ボーナス クイックスタートボーナス キャッシュバックキャンペーン |
なし |
スプレッドの狭さ・約定力で選ぶならECN口座
FBSのECN口座はスプレッドの狭さ・約定力とも他業者と引けを取りません。初回入金額が1,000ドルとやや高額ではありますが、試してみる価値は十分にあるでしょう。
一方で、スタンダード口座はスプレッドは平均よりやや広く、約定力も口コミが様々なのでやや不安があります。
スペックを考えると圧倒的にECN口座が有利でしょう。
海外FX業者スプレッド比較まとめ
スプレッドは損益に大きな影響を与えるため、比較はとても重要です。
しかしながら、スプレッドの狭さはもちろん、ボーナスキャンペーンや約定率、最大レバレッジなど重要視する点は千差万別です。
自分にあった口座タイプを見つけて快適なトレードライフを送りましょう。
| 金融ライセンス | セーシェル金融庁ほか計4つ |
|---|---|
| 日本語対応 | ◎ |
| ボーナス | 5種類 |
| 入出金手数料 | 無料 |
| スキャルピング | 可能 |
| 自動売買 | 可能 |
| 両建て | 同一口座のみ可 |
| 取引ツール | MT4・MT5 |
