海外FXサービスのHotForexには5つの入金方法があります。それぞれの特徴と選ぶべき入金方法はどれかをご紹介します。またHotForexは入金しただけではトレードができないので、取引口座への移動方法も説明します。
HotForexの入金方法と手数料・反映時間
HotForexでの入金方法は5種類です。
HotForexの入金方法一覧
入金方法 | 最低金額 | 手数料 | 反映時間 | |
---|---|---|---|---|
カード決済 | JCBクレジットカード JCBデビットカード |
500円 | 無料 | 10分以内 |
電子決済 | bitwallet | 1,000円 | 無料 | 10分以内 |
Vload | 10ドル | 無料 | 10分以内 | |
仮想通貨ウォレット | bitpay | 5ドル | 無料 | 10分以内 |
仮想通貨 | Bitcoin | 100ドル | 無料 | 10分以内 |
Ethereum | 100ドル | 無料 | 10分以内 | |
Litecoin | 100ドル | 無料 | 10分以内 | |
Ripple | 100ドル | 無料 | 10分以内 |
HotForexでは入金時のみ銀行送金に対応していません。
JCBクレジット・デビットカードは10分以内に反映
- HotForexに対しての手数料無料
- JCB基準の為替レートに換金される
- 1.60~2.04%の為替手数料が発生する
- 500円から入金できる
- 利益分の出金ができない
HotForexではクレジットカード・デビットカードで対応するブランドはJCBのみです。最低入金額は5ドル、最大入金額は25,000ドルとなっています。実はHotForexではVISAでの入金にも対応しているのですが、日本円での入金には対応していないためJCBのみのご紹介になります。
利益分は出金できない
話をもどして、JCBのクレジットとデビットカードで入金した場合、入金日から6ヶ月以内であれば入金額と同額まではクレジットカードに返金という形で出金され、入金額を超えた利益分の出金に関しては、銀行送金される決まりがあります。
JCBに対して手数料が発生
またHotForexでは日本円建て口座がないため、入出金時にはJCB基準の為替レートにより換金されるので頭に入れておきましょう。またこのJCB基準の為替レートのほか、為替手数料も別途発生します。JCBの場合カード会社によって1.60~2.04%の為替手数料が発生するのでご注意ください。
bitwalletは10分以内に反映
- HotForexに対する手数料無料
- bitwalletへの入金に4~5%手数料が発生
- 1,000円から入金できる
- 利益分の出金ができる
bitwallet(ビットウォレット)での最低入金額は1,000円、最大入金額は500万円です。bitwalletとは法定通貨(日本円や米ドルなど)の保管や送金のほか仮想通貨の売買もできる万能なサービスで、HotForexのような海外FX業者でよく利用される電子決済サービス(オンライン決済サービス)です。bitwalletへの入金はクレジットカードと銀行振り込み、そしてApple Payで行えます。
bitwalletへの入金に4~5%の手数料が発生
bitwalletへの入金手数料は銀行振り込みは無料ですが、クレジットカードとApple Payは4~5%かかります。(ちなみに出金手数料は777円となっています。)
bitwalletの利点はクレジットカードがJCBではない人も、間接的にHotForexへ入金できるというところです。またbitwalletから国内銀行への出金手数料は一律824円と少額なのも魅力です。
Vloadは10分以内に反映
- HotForexに対して手数料無料
- Vloadに対して2~3.5%手数料が発生
- 10ドルから入金できる
- 利益分の出金ができる
VLoad(ブイロード)での最低入金額は10ドル、最大入金額は5,000ドルです。Vloadはbitwallet同様、電子決済(オンライン決済)です。
Vloadに対して2~3.5%手数料が発生
bitwalletと異なる点として、Vloadは事前に専用のクーポンを購入して支払いする仕組みになっています。クーポンの購入は銀行送金かクレジットカード(VISAか MasterCard)で行います。クーポンの購入には手数料が発生し、銀行送金は2%でクレジットカードは3.5%となっています。Vloadは身分証を提出することで、年間利用限度額が50,000円から2,500,000円に引き上げられます。Vloadのメリットはbitwalletと同様に、JCB以外のクレジットカードを持っている人もHotForexへ間接的に入金できることです。
ただしVloadから銀行送金で出金する場合には0.3%の手数料(最低30ドル)が必要なのであまりおすすめではありません。
bitpayは10分以内に反映
- HotForexに対する手数料無料
- bitpayに手数料が発生
- 5ドルから入金できる
- 利益分の出金ができる
HotForexではbitpay(ビットペイ)を使ってビットコインとビットコインキャッシュでの入金ができます。bitpayとは2011年にbitpay社によって運営されている仮想通貨ウォレットです。bitwallet(ビットウォレット)やSTICPAY(スティックペイ)などの電子決済サービスとは異なり、仮想通貨ウォレットは国境を超えて利用することができるところ、また資産運用に優れているところが利点です。最低入金額は5ドル、最大入金額は10,000ドルとなっています。
bitpayに数十円~100円の送金手数料が発生
HotForexへの送金にはスマホのBitPayアプリからQRコードを読むだけと簡単です。送金手数料が少額なのと仮想通貨を直接入金することに比べると、最低入金額が5ドルと少額なのが利点です。まずは少額から取引してみたいという方は、bitpayを使って入金するとよいでしょう。また今後はEthereum(イーサリアム)などの仮想通貨にも対応する予定なので注目です。
仮想通貨は10分以内に反映
- HotForexに対する手数料無料
- 為替により損失が発生する
- 100ドルから入金できる
- BTC・LTC・XRP・ETHに対応
最低入金額は100ドル、最大入金額は10,000ドルとなっています。
HotForexの入金に関する注意点
HotForexの入金に関する注意点をまとめました。
日本在住者は銀行送金に対応していない
HotForexでは、FX業者では珍しく銀行送金での入金に一切対応していません。
しかしHotForexの公式サイトにはこのように記載されています。
銀行電信送金もカバーされています!
HotForex は入金手数料を課してはおりませんが、銀行は決済手数料を課します。その場合は、銀行送金控えのコピーをお送りください。喜んで手数料を返金致します。
このサービスは、お客様が取引口座へ入金された金額同額がそのまま取引口座に振り込まれ、期待する証拠金を守ることになりますので、非常に重要な特典です。
ライブ口座をまだ開設されていない場合は、便利なオンライン申し込みフォームを使って登録していただけます。
出典:HotForex
そこでHotForexのライブチャットで訪ねてみたところこのような返信がありました。
このことからやはり日本在住者には銀行送金での入金に一切対応していないことが分かります。
カード入金は為替レートの反映と為替手数料が発生
先ほどもお伝えしたとおり、HotForexではドル建て口座ならびにユーロ建て口座がありますが、円建て口座の用意がありません。そのためクレジットカードでの入金時にJCB基準の為替レートに換金されます。さらにHotForexに対して入金手数料は発生しませんが、JCBに対して1.60~2.04%の為替手数料が発生します。為替手数料はカード会社により異なります。
最新のJCB為替レート確認方法
下記リンクから最新のドル円およびユーロ円の為替レートを確認することが可能です。
最低入金額は口座タイプにより異なる
ここまでご紹介してきた最低入金額はマイクロ口座の場合です。口座タイプにより最低入金額が異なるためご注意ください。
- マイクロ口座(5ドル:1000倍)
- プレミアム口座(100ドル:500倍)
- ゼロスプレッド口座(200ドル:500倍)
- AUTO口座(200ドル:500倍)
- PAMM(プレミアム)口座(250ドル:300倍)
- HFCOPY口座(100ドル:400倍)
入金する前に本人確認書類が必要
HotForexは口座を開設すればすぐに入金できるわけではありません。最初に本人確認書類を提出し、申請が通る必要があるからです。
- 身分証明書
- 住所証明書
- 本人確認画像
①身分証明書
身分証明書として有効なのは以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート(住所記載ページも)
- マイナンバーカード
- 障害者手帳
- 外国人登録証
- 在留カード
- 特別永住者証明書
公的に発行された顔写真付きの身分証明書のみ対応となるため、公的に発行されていない学生証は身分証明証として認められていないのでご注意ください。またピンぼけしているものは承認されない可能性が高いためご注意ください。
②住所証明書
その名の通り、居住地を証明する書類です。口座開設者の名前と住所が特定できるものが対象です。
- 3ヶ月以内に発行された公共料金領収書(ガス・水道の明細など)
- クレジットカード請求書
- 健康保険証
- 印鑑登録証明書
- マイナンバーカード
- 納税通知書
③本人確認画像
HotForexでは身分証明書と住居証明書の他に本人確認画像の提出が必要となります。身分証明書と一緒にスマートフォンなどで自撮りが必要となります。どちらもピンぼけしないように工夫して撮影しましょう。
入金後マイウォレットから取引口座への移動が必須
HotForexに入金しても、すぐに取引ができるわけではありません。これは入金したキャッシュは一度、マイウォレット(myWallet)に入金されるからです。
そのため入金後にHotForexで取引するためには、マイウォレットから取引口座に資金を移動する手続きを行います。資金移動はマイページの上部メニューにある「資金移動」をクリックして行います。このとき自分の口座の最低入金額以上の金額を移動しましょう。
STICPAYには非対応
海外FX業者でよく利用される電子決済サービスのSTICPAY(スティックペイ)はHotForexで対応していません。
HotForexでおすすめの入金方法
HotForexへの入金方法は5通りありますが、どれを選べばよいのかを考えてみます。
HotForex自体では手数料が発生しませんが、決済手段によってはそれぞれ手数料が発生します。また限度額も異なるので、それぞれを考慮して決める必要がありそうです。
手軽に入金できるのはクレジットカード
とにかくすぐにHotForexに入金したいのであれば、クレジットカードがおすすめです。
面倒な手続きがいらない
bitwalletとVloadはまず登録手続きが必要ですし、それぞれに入金しておく必要があります。また仮想通貨もウォレットを保有し仮想通貨を購入しておかなければなりません。その点、クレジットカードがあればすぐに入金できます。少しでも早くトレードしたいという人はクレジットカードでの入金がよいでしょう。
長期トレードならカードのポイントが貯まる
またカードを利用すると、入金時にボイントが発生するのもカード入金の魅力です。クレジットカード入金の仕組みは通常買い物するときと同様、ショッピング枠で1回払いで翌月あるいは翌々月に引き落としされます。そのため、入金した分カードポイントを貯めることができるのです。
クレジットカードで入金すると、マネーロンダリングの観点から出金時は入金額と同額をクレジットカードに返金する形で出金手続きを行うため、入金時のポイントが取り消されますが、HotForexでは入金日から6ヶ月以上たった出金申請には銀行送金のみの対応となるため、頻繁に出金にない方や長期トレーダーにはポイントが貯まるのでカード入金がおすすめです。
安全性を重視するならbitwallet
安全性を重視したいという人には、電子決済であるbitwalletがおすすめです。
個人情報の漏洩を防ぐことができる
簡単に入金できるのがクレジットカードの利点ですが、カード番号の流出といったリスクもあり、さらに為替レートの換金や、為替手数料が発生します。しかしクレジットカードのように万が一の場合に損害を受けるリスクがありません。手間と手数料はリスクへの保険と考えれば、安全性を最優先したい人にはbitwalletかVloadがよいでしょう。
またbitwalletであれば、1度に最大で500万円まで入金できます。大きな額でトレードしたい人にも、bitwalletはおすすめです。
資産増加を狙うなら仮想通貨
仮想通貨は決済手段として利用するほかに、それ自体が資産運用の対象になるという特徴があります。つまり、保有しているだけで値上がりによる資産増加の恩恵を受ける可能性があるということです。
そこで資産の増加を何よりも優先する人は、HotForexへの入金も仮想通貨を選択するとよいでしょう。
そしてもうひとつ、仮想通貨での出金は手数料が安いのが利点です。ほかの方法で出金すると、日本円に換金する際の為替手数料などが発生します。しかし仮想通貨の場合、日本円に換金する際の手数料は数百円と少額です。
ただし仮想通貨の相場によっては、入金時よりも相場価格が下落するリスクはあります。換金するタイミングによっては損失となる可能性がある点には注意が必要です。
また仮想通貨での入金は着金まで少し時間がかかります。これは仮想通貨の決済において、認証手続きに時間がかかるからです。
まとめ
HotForexへの入金方法を説明しましたが、それぞれ特徴が異なります。
手間や手数料などを考慮して、適切なものを選ぶようにしましょう。またHotForexに入金したあとは、忘れずに取引口座へ資金移動することも忘れないようにしましょう。