インターネットの口コミサイトなどで、XMに対する疑惑が多く浮上しています。
XMは「違法業者」「出金拒否を受けた」など、ネガティブな情報が飛び交っている状況です。今記事ではXMの真相について、親会社と子会社を含めたXMグループ全体から、安全性と信頼性について徹底解説していきます。
XMは違法業者?
2012年にXMは、日本の金融庁から「無登録業者」として警告を受けたことがあります。
この事実を受けてから、XMの安全性に懸念する噂が出るようになりました。XMが本当に違法業者であるのかについて、経営状況や運営活動について触れながら説明します。
XMは違法業者ではない
XMは親会社及び子会社のあるエリアでは、しっかり金融庁の登録を受けて運営しています。しかし、日本の金融庁の登録は受けていないため、無登録業者として扱われています。
理由としては、日本の金融庁に登録してしまうと、レバレッジやボーナス、ゼロカットシステムに規制がかかってしまうからです。
そうなるとXMは、日本に在籍するトレーダーに向けて、海外FX業者としてのメリットを活かせなくなるため、敢えて日本の金融庁の登録は行っていないのです。
ですが、海外FX業者のほとんどは、日本の金融庁の登録はしていないためXMに限ったことではありません。
日本の金融庁に登録していないFX業者
- GEMFOREX
- AXIORY
- TitanFX
- iFOREX
- LAND-FX など
また、XMは日本での営業活動は行ってはおらず、法に触れた運営はしていません。
あくまでも日本の金融庁が警戒して、XMを含む海外FX業者に対して呼びかけを行った、ということになります。以上の点から、XMは無登録業者として警告を受けていても、違法業者ではないことが分かります。
XMの経営状態は良好
XMは世界的に最も利用者が多く、2021年にはXMの親会社と子会社を含めて口座開設300万を突破して、圧倒的な取引実績を誇っています。経営状態も良好で、顧客の利益を最優先に考え運営しています。では、各項目に分けてXMの信頼性の高さについて見ていきましょう。
①資本金が国内FX業者より高額で規模が大きい
XMの資本金は日本円にして約396憶円になり、FX業者としてはかなりの多さになります。下記の表を見ると、XMは日本のメジャーな大手企業と、同クラスの資本力を有していることが分かります。
資本金 | |
---|---|
XM | 396憶円 |
大正製薬 | 298憶円 |
カプコン | 332憶円 |
リクルート | 400億円 |
富士フイルム | 403憶円 |
さらに日本国内のFX業者と比較すると、国内取引実績1位のDMM.com証券や、2位のGMOクリック証券ですら、XMの半分以下の資本金しかないことが分かります。
資本金 | |
---|---|
XM | 396憶円 |
DMM.com証券 | 98憶円 |
GMOクリック証券 | 43憶円 |
外為ドットコム | 7憶円 |
ヒロセ通商 | 9億円 |
資本金は多いほど事業展開がされているため、盤石な経営体制がされていることが確認できます。
このことから、XMは事業規模が大きく安定した経営を行っていることが分かり、信頼性と安全性の高い海外FX業者と判断できるでしょう。
②ウサイン・ボルト選手とスポンサー契約
XMはプロモーションやイメージ戦力が上手く、今回超有名選手のウサイン・ボルト選手を大使に迎え入れたのは、FX業者の中でも稀なことです。世界を代表するランナーを、公式スポンサーに起用するには厳しい審査と、スポンサー料も膨大であることが伺えます。
そのため、知名度の高いスポーツ選手をスポンサーにできていることは、企業の信頼性も高いという見方もできます。
③チャリティー活動や慈善活動をしている
XMは親会社、子会社ともチャリティー活動や慈悲活動など、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。経営理念にも「人間的な社会」を掲げいて、人との信頼構築を重要視していることが分かります。
このことから、出金拒否や利用者にとってマイナスになる行為は、社会的信頼性を失ってしまうことを、しっかり理解している企業といえるでしょう。
④出金拒否の噂が一切ない
海外FXを利用してよく問題として浮上するのが、出金拒否されたという話です。
XMにおいては、XMが定めた規定に反した取引を行ったことが原因で、出金拒否になったケースがほとんどです。XMの禁止事項である、「アービトラージ」「複数口座での両建て」「指標を狙った大量注文と短期売買」などを行ったことによって、出金拒否をされたケースになります。
そのため、規定に基づいた取引を行ったうえで、出金拒否されたという事実はありません。寧ろXMは、海外FX業者の中で出金を行いやすいため、利用者が多いという現状もあります。
XMの金融ライセンスからみた安全性は?
金融ライセンスは、その国で金融サービスを行うための、許可証としての効力を発揮します。
また、金融ライセンスを保有していることは、その国の金融庁の規則に遵守して運営を行うため、FX業者の安全性と信頼性を判断するうえでは重要な指標です。
XMはキプロスに拠点をおく親会社をはじめ、各国で運営している子会社も、それぞれの国で金融ライセンスを保有しています。それでは、XMが保有する金融ライセンスについて見ていきましょう。
XMの金融ライセンスは6つあり信頼性が高い
下記の表はXMグループがそれぞれ保有するライセンスになります。
保有ライセンス | |
---|---|
Trading Point Holdings Ltd←親会社 | キプロス証券取引委員会 |
XM Global Limited | 国際金融サービス委員会(IFSC) |
Financial Instruments UK Limited | 英国金融行動監視機構(FCA) |
Financial Instruments Pty Ltd | オーストラリア証券投資委員会(AFSL) |
Trading Point MENA Limited | ドバイ金融サービス庁(DFSA) |
Tradexfin Limited←日本向け子会社 | セーシェル金融庁 |
XMの親会社と子会社を含めると、全部で6つの金融ライセンスを保有しており、その中でも難関とされている、キプロスとイギリスの金融ライセンスも保有しています。それぞれの国のライセンスを保有していることは、各国の金融庁の規制を守っている信頼性の高い業者だと判断できるでしょう。
イギリスの金融ライセンスを保有しているFX業者は、XMを含めて数社かありません。それだけ厳しい審査を通過できているということは、信頼性の高さとしての証明になります。
XMの親会社はキプロス証券取引委員会のライセンス保有
XMの親会社はキプロス共和国のリソマルに位置しています。
XM関連のサイトをみていると、XMtradingとXM.comと2種類のサイトを目にした方も多いのではないでしょうか。
XMの親会社はXM.comですが、当サイトでご紹介しているXMtradingは日本在住者専用となっています。
XM | XMtrading | |
---|---|---|
運営会社 | Trading Point Holdings Ltd | Tradexfin Limited |
所在国 | キプロス | セーシェル |
ライセンス | キプロス証券取引員会 ベリーズ国際金融サービス委員会 英国金融行動監視機構 オーストラリア証券投資委員会 ドバイ金融サービス庁 セーシェル金融庁 |
セーシェル金融庁 ライセンス番号SD010 |
取扱銘柄 | FX57通貨, 貴金属4銘柄,CFD42銘柄 | |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 |
口座開設ボーナス | なし | あり |
入金ボーナス | なし | あり |
取引ボーナス | あり | |
メールサポート | support@xm.com | support@xmtrading.com |
日本語サポート | なし | あり |
XM(親会社)所在地
Richard & Verengaria Street,Araouzos Castle Court,3rd Floor,3042 Limassol, Cyprus
XMtrading(日本向け子会社)所在地
F20, 1st Floor, Eden Plaza,Eden Island, Seychelles
XMの偽物サイト?
ちなみに、XMで偽物サイトではないのかと言われているこちらのサイト↓https://xem.fxsignup.com/
こちらのサイトはXMtradingの公式サイトではありませんのでご注意下さい。とはいってもこのサイトはアフィリエイトサイトなので口座開設をしてしまっても問題無いのでご安心下さい。
アフィリエイトとは、お友達紹介のようなものでこのサイトから口座開設をすると、このサイトの運営者に報酬が入るシステムです。そのためこのサイトから登録すれば、サイト運営者に利益はあっても口座開設者に不利益や個人情報が流出するわけでは無いためご安心下さい。
XMの資産管理からみた安全性は?
資産の管理方法では「信託保全」と「分別管理」がありますが、XMでは顧客の資産を分割管理で保護しています。それでは、信託保全と分別管理のそれぞれの安全性について見ていきましょう。
信託保全はしていない
信託保全とは、顧客の資産を自社の中で管理せずに、第三者の銀行等に信託することで保全する方法です。
この信託保全を義務付けている金融ライセンスを取得しているFX業者にすることで、万が一FX業者が倒産しても、トレーダーの資金は全額保証されることになります。
XMは信託保全をしておらず、預けた資産が必ず戻ってくるという保証はなく、どうしても不安が拭えないところがあります。しかし海外FX業者では信託保全をしている業者が非常に少ないのが現状です。
というのも、先程ご紹介したXMの親会社が所有しているキプロスの金融ライセンスは信託保全が義務付けられており、もともと日本在住者も親会社の対象で信託保全が義務付けられていました。
しかし日本の金融庁がキプロスに圧をかけたため、やむを得ずXMは日本人向け子会社を設立し、信託保全必須ではないセーシャル金融庁を取得したと言われています。XMの親会社自体は信託保全をしていますが、日本の金融庁によって取得できなくなったため、仕方のない部分があります。
分別管理はしている
XMはイギリス4大銀行の一つバークレー銀行で、運営の資金と顧客の資金を分別して保管しています。
自社で保管していることに比べれば、安全性の高い管理方法といえるでしょう。しかし、万が一XMや銀行が破綻した場合は、資金が差し押さえになる可能性があります。
XMの安全性まとめ
XMは日本ではライセンスを保有していませんが、親会社と子会社のある国々ではしっかりライセンスを取得しています。このことから、海外FX業者の中では信頼性と安全性は、高いということがいえます。
信託保全をしていないという懸念はあるものの、経営状況も大手企業に並ぶほどの実績を上げているため、安心して取引を行える業者だと判断できます。そのため、海外FXを利用したいけどどれを選べばいいか困っているなら、XMを利用することをおすすめします。